Linux拡散メモ
Last-modified: 2007-02-12 (月) 21:57:40 (6254d)
※※このサイトは2012年頃より更新を停止しています。※※
デスクトップ編
ubuntu Edgy
- インストール
- インストールイメージについて
マシンの搭載メモリが192MB以下だった場合、本家から「Alternate install CD」をダウンロードしてCD作成して、インストール後にja版適用した方がいい。
(普通のDesktopCDでインストールしようとすると、メモリが足りないせいかLiveCDのGNOME画面でインストーラー起動しようとしても読み込みループする(SWAP領域がないから?事前にHD上に作っておけば回避できるかどうかは未確認)。 - ネットワークについて
Alternate CD版の場合、インストール途中でDHCPを有効にしにかかる。
納入先のネットワークを把握しておくこと。
不明の場合はあとで設定することができるように、ネットワーク設定インターフェースの挙動ぐらいは把握しといた方がいいはず。
- インストールイメージについて
- パッケージ整理
- synapticのリポジトリを編集
ダウンロードしたパッケージをインストール後にキャッシュから削除するようにする。
下記をそれぞれ有効にして、CDROM/DVDはとりあえず無効にしておく。- main
- restricted
- universe
- multiverse
- 開発ツール系をインストール
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install
- gcc-4.*
- make
- linux-headers-386
- dpkg-dev
- autoconf
- automake1.4
- autotools-dev
- g++-4.1
- libc6-dev
- libstdc++6-4.1-dev
- linux-libc-dev
- m4
- evolutionの完全削除
どうも日本語メールで困ったことが起き易いようなので、evolutionは削除してしまえ。 - 本家版にja版を適用する手順
- 本家版で日本語を選択しインストールする
- synapticに下記のリポジトリの追加を行う。
もしくはエディタで/etc/apt/sources.listに加えるでもよい。deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja edgy/ deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja edgy-ja/
- synapticパッケージマネージャでubuntu-ja-keyring、ubuntu-ja-keyring-udebを入れる。
- パッケージのアップデートを行う。
- ubuntu-desktop-jaをインストールする。
- 「システム」>「システム管理」>「日本語セットアップヘルパ」を選択し、必要なアプリを選択してインストール。
- synapticのリポジトリを編集
- ネットワーク設定
モデムとPCの間にルータをはさんでいるかどうかは事前に確認できたらしておく。
検索で「ADSL ubuntu pppoe」をキーワードにして下記参考ページ。
Ubuntu:Edgy ja
ADSLルータ(PPPoE)の構築- モデム内蔵ルータとかの、ルータ環境の場合
DHCPでいい。$sudo vi /etc/network/interfaces auto lo iface lo inet loopback auto eth0 iface eth0 inet dhcp
- ブリッジ型モデムの場合
- rp-pppoeを使用できる状態にしておく。
$ wget -c http://www.roaringpenguin.com/files/download/rp-pppoe-3.8.tar.gz sudo tar zxvf rp-pppoe-3.8.tar.gz -C /opt/ sudo chown -R root:root /opt/rp-pppoe-3.8/ sudo /opt/rp-pppoe-3.8/go
- 起動時に自動接続するようにinitスクリプトを用意?
これどうしようかな。あとで調べんといかん。(2007-02-05)
- rp-pppoeを使用できる状態にしておく。
- モデム内蔵ルータとかの、ルータ環境の場合
- 日本語入力の注意点
CAPS Lock ON 状態だと「半角/全角」キーを押しても日本語入力が ON にならないそうな。要注意。 - デスクトップのアイコン調整
- 左上〜真ん中まで
Firefox、Sylpheed、gedit、Gimp、inkscape、gaim、音楽/動画プレーヤー- Firefox
テーマ:Azerty III
拡張機能:Tab Mix Plus - 音楽/動画プレーヤー
Banshee
RealPlayer10
Totem
- Firefox
- 右上:バッテリ充電モニタ、ネットワークの監視、音量、ディスク使用量アナライザ
- 右下:通知スペース、日付、ゴミ箱
ワークスペース選択のアレは削除
初心者には混乱を招きかねん。 - 左下:電源、デスクトップ
- 左上〜真ん中まで
- メール設定
納入先のメール設定情報を把握できるなら、そのセットアップまでやってしまうべし。 - gaimのhotmailの設定でもしておこうか。
- 時刻同期
同期対象は「ntp.nict.jp」あたりがいいはず。
「システム > システム管理 > 時刻と日付の設定」で開くウィンドウに、
「インターネットサーバーと時計を同調させ続けておいてください」
のチェックを入れると、自動でntpdのパッケージを入れようとしてくれる。
「NTPサポートのインストール」をクリック。
下記のパッケージがインストールされる。- ntp
- ntp-simple
- ntp-server
- 音楽や動画などのマルチメディアファイルをある程度満足いくように扱うには、ひと手間もふた手間も要るなと思った。
参考:UNIXな生活
参考:野利庵日録
参考:OpenTecPress Linuxオーディオプレイヤーを求めて- プレーヤー
まずは必要そうなコーデックから入れちまったほうが良い。
参考:Install libdvdcss and w32 video codecs in Debian and ubuntu
参考:Playing WMV, WMA, and RealPlayer formats
参考(DVDとか動画):RestrictedFormatsPlaying WMV, WMA, and RealPlayer formats
$ wget -c http://www.debian-multimedia.org/pool/main/w/w32codecs/w32codecs_20061022-0.0_i386.deb $ sudo dpkg -i w32codecs_20061022-0.0_i386.deb
Installing liddvdcss2$ wget http://www.debian-multimedia.org/pool/main/libd/libdvdcss/libdvdcss2_1.2.9-0sarge0.0_i386.deb $ dpkg -i libdvdcss2_1.2.9-0sarge0.0_i386.deb
(2007-02-10)MP3やら、DVDやら、H264、AACなど使えるようにするには、下記をapt-getとかでインストールする。
gstreamer0.10-ffmpeg gstreamer0.10-gl gstreamer0.10-plugins-base gstreamer0.10-plugins-good gstreamer0.10-plugins-bad gstreamer0.10-plugins-bad-multiverse gstreamer0.10-plugins-ugly gstreamer0.10-plugins-ugly-multiverse gstreamer0.10-sdl
1.コンソールから以下のコマンドを発行
*Synapticは必ず終了しておくこと。sudo /usr/share/doc/libdvdread3/examples/install-css.sh
2.apt-getとかでxineをインストールする。xine-ui
- xmms
参考:DesktopなLinuxの設定とか
参考:DesktopなLinuxの設定とか
これってWinampと同じ流れをくむんだっけ?気になったけど、めんどくさそうだったし、以前どのディストリだったか忘れたけど入れたときに実際めんどくさかった記憶があったんで、試すのは今回はやめにした。参考URLだけ。 - BMPX および Beep Media Player
参考:DesktopなLinuxの設定とか
入手方法
色々便利そうな気はした。でもリッパーとしてもプレーヤーとしてもBansheeの方が俺が扱いやすそうな感じがしたのでこちらは不採用とした。 - Banshee
参考:Ubuntu dapper ja
参考:老眼palm
リッピング操作がわかりやすかった。プレイヤーとしても、ライブラリの認識とリスト作成が非常にシンプルでわかりやすかったので、こいつを標準で使うことにした。
- xmms
- リッパー
- Sound Juicer
ubuntu edgyデフォルトインストールで入ってきたCDリッパー。
どうも操作感がピンとこなくて採用をやめた。
参考:WDF
参考:野利庵日録 - grip
有名なGNOMEのCDリッパーgripは、ちょうどubuntu 6.10 Edgy のリリースから、「起動がうまく行かない」という問題が勃発しているらしい(6.06 dapperのころは問題なく動いたたらしい)。
上記についてはubuntuフォーラムやubuntuメーリングリストでも話題になっているよう。
FedoraやSuseの関連事象の対処とあわせて、【ここ】での紹介記事が基本的な導入手順について参考になる。 - Banshee
参考:Ubuntu dapper ja
参考:老眼palm
リッピング操作がわかりやすかった。プレイヤーとしても、ライブラリの認識とリスト作成が非常にシンプルでわかりやすかったので、こいつを標準で使うことにした。
- Sound Juicer
- プレーヤー
- 感想。
なんだかんだで、Linuxを素人に使わすのはかわいそうだと思えたので、上記までの操作のように、細かい調整を色々施してあとヘルプ発生した時に自分が対処しやすいように仕上げた。
なんつーか、取引先に納入するパソコンをセットアップしてる気分。(笑
choのパソコン
機種:VersaPro NX VA40H (NEC)
メモリ:192MB
ディスク:5.5GBぐらいだったはず
CPU:忘れた
- 電源管理の問題
- 起動時に「インバリッド・ハイバネーション・パーティション」みたいなエラーがでる。
解決方法は今回の調査では判らなかった。(2007-01-28)
実際にデスクトップ操作中にハイバネートを実施してみたら、なにやらメモリのスナップショットをディスクに書き込んでるらしい音がカリカリ鳴ってる。
納まって電源抜いて起動してみたら、通常の起動処理が始まったと思ったら途中から様子が変わってハイバネートの復帰処理になった。パスワード入力して無事復帰。 - シャットダウン時に自動電源断ができてない(ディスプレイに、最後のUbuntuロゴとメーターの表示が残ったまま本体の動作が完全に止まる。
下記を参考に、/boot/grub/menu.list の kernel 行末尾に「acpi=force」を追記してgrub installしてみた。
参考:シャットダウン時に電源が切れない
上記の対策をした直後のシャットダウンは、それまでと変わらず電源を切りきれなかったけど、次回起動して再度シャットダウンした時には無事に電源が完全に落ちた。
上記で十分だったらしい。以下はその他の参考情報。
参考:終了時にttyにコードを出力して終了 - サスペンドはうまく行った。
上の対策を施す前にはサスペンドのテストしてないので、影響があるのか、それとも上記の対策をしてなくても問題なくうまく行ってたのかは判らない。
- 起動時に「インバリッド・ハイバネーション・パーティション」みたいなエラーがでる。
うちのパソコン
機種:Endeavor MT7000 (Epson Direct)
- フォント設定
- システム
- アプリのフォント:IPAPGothic
- ドキュメント:IPAPMincho
- デスクトップ:IPAMonaPGothic
- キャプションのフォント:IPAPGothic
- 固定幅のフォント:IPAGothic
- firefox2
- 規定のフォント:IPAMonaPGothic
- プロポーショナル:ゴシック体(Sans-serif)
- 明朝体:IPAMonaPMincho
- ゴシック体:IPAMonaPGothic
- 等幅:IPAGothic
- システム
- 動画ファイル再生と音について(2007-02-12)
- realplayer10
いちおう再生はしてくれるけど、音の処理がスムーズじゃない。 - totem で WMV
音はわりと正常に扱えてるっぽいけど、映像が出ない。
- realplayer10
- Bittorrentクライアント
参考:BitTorrentでファイル共有
いちおうubuntu Edgy標準インストールでbittorrentクライアントは入っている。
GUIで単独のクライアントとして使用するのには、今のところ以下がいい感じ。
azureusはjavaベースだから重すぎて、メモリの少ないPCではよくクラッシュするっぽい。- bittornado
~$ sudo apt-get install bittornado bittornado-gui 以下のパッケージが新たにインストールされます: bittornado bittornado-gui libwxbase2.6-0 libwxgtk2.6-0 python-wxgtk2.6
- deluge-torrent
こっちの方がよさげ。でも英語インターフェース。~$ sudo apt-get install deluge-torrent 以下のパッケージが新たにインストールされます: deluge-torrent libboost-date-time1.33.1 libboost-filesystem1.33.1 libboost-program-options1.33.1 libboost-regex1.33.1 libboost-thread1.33.1 python-notify
- bittornado
vine linux4.0
うちのパソコン
機種:Endeavor MT7000 (Epson Direct)
- CD-ROMについて
自分ちの端末に2007-01-28にインストールしたところ、どうもCD-ROMにいただけない部分があるらしく、sedとXorg-font-coreとか何とか言う2つのパッケージがインストールされなかったとか出た。
デスクトップが起動してからインストールして問題はなさげに見える。
しかもsynapticで見たら、インストール済みになってる。
どういうことよ。 - skypeについて
参考:FC2blog Author:hiroyuki12
参考:munepi's homepage II - Skype for Vine Linux
デフォルトインストール(ファイアウォール機能は無効にしてる)で動作はいたって良好だったけど、上記を参考にしてskypeを起動しようとすると、qtライブラリのなにか(lib〜〜.so.3、メモし忘れた)が足りなくて起動しなかった。
qt-3.xのなにかをapt-getでインストールしたら一応起動して、ログインするとメンバ一覧は表示された。
けど、実際の通信(チャットも通話も)は、テストに向けてもいつもの友達に向けても、接続がされなかった。上記の原因は不明。
同端末はWindows XP home とのデュアルブートで、起動した時のIPアドレスの割り当ても同一。
Windowsでのskypeによる友達との通信は問題なくできているので、ルータの制限とかそういうところは無関係のように見える。
ADSL PPPoE
古いタイプだとDHCPルータ内蔵じゃなくブリッジ型のモデムになるはず。
そんな時のためのメモ。検索で「ADSL ubuntu pppoe」をキーワードに。
Ubuntu:Edgy ja
ADSLルータ(PPPoE)の構築
- パッケージを持ってきて配置する。
wget -c http://www.roaringpenguin.com/files/download/rp-pppoe-3.8.tar.gz sudo tar zxvf rp-pppoe-3.8.tar.gz -C /opt/ sudo chown -R root:root /opt/rp-pppoe-3.8/
- 下記のように設定ファイルを編集して保存する。
gksudo gedit /usr/share/applications/RP-PPPoE.desktop [Desktop Entry] Name=RP-PPPoE Comment=RP-PPPoE Exec=gksudo /opt/rp-pppoe-3.8/go-gui Icon=pppoeconf.xpm Terminal=false Type=Application Categories=Application;Network;
- 起動
- GUIだとこうらしい。
Applications -> Internet -> RP-PPPoE
GUIパッケージについては、ちょっと古い情報だけどここでも話に触れてる。 - コマンドラインだとこうとかこうらしい。
# adsl-setup [Enter] :: :: >>> Enter your PPPoE user name (default bxxxnxnx@sympatico.ca) : xxxx@xxxx.xxx.xx [Enter] ---- xxxx@xxxx.xxx.xxはプロパイダから指示されたPPPoE接続名 :: INTERFACE :: >>> Enter the Ethernet interface connected to the ADSL modem For Solaris, this is likely to be something like /dev/hme0. For Linux, it will be ethn, where 'n' is a number. (default eth0): eth1 [Enter] --- PPPoEで接続するイーサネットインターフェース :: >>> Enter the demand value (default no): [Enter] ---- 自動切断の時間。通常はno :: >>> Enter the DNS information here: [Enter] --- ネームサーバを指定。/etc/resolv.confで指定してある場合はここでの指定は不要 :: >>> Please enter your PPPoE password: xxxxx [Enter] --- PPPoEの接続のパスワード :: >>> Choose a type of firewall (0-2): 2 [Enter] --- ファイヤーウォールとして設定するなら2、ファイヤーウォールの設定が不要なら0、単独でこのマシンだけをPPPoEで>接続するなら1. ** Summary of what you entered ** :: Ethernet Interface: eth1 User name: xxxxx@xxxx.xxx.xx Activate-on-demand: No DNS: Do not adjust Firewalling: MASQUERADE >>> Accept these settings and adjust configuration files (y/n)? y [Enter] --今まで設定よければy。 :: #
起動スクリプトも書かないといけないっぽいから、ちゃんと参考URLを読んで再起動後の確認まですべし。
- GUIだとこうらしい。