Last-modified: 2009-06-13 (土) 02:56:48 (5431d)

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考え事のかけら

• 脳ミソが働いている証みたいな戯れ言

  たしか、いつでも誰かの幸せを願って過ごしていた。

  ある時期から、自分が惨めな者のように感じ出した。ホントにイヤな感情だった。
  その感情に抗うようにして、自分が幸せでありたい気持ちが強くなりだした。

  そうしてこの２年あまり、誰の幸せも願うことができてない自分を目の当たりにしている。

  そう。
  たしかに、誰の幸せも願っていないんだ、いま。

  だからなんだろうな、こんなに寂しいのは。

  　

  毎日のそこかしこで、自分が幸せでありたいために、変な計算を無意識にやっている。
  そしたら不思議と、誰の幸せも願っていないことに、時々気がつく。
  そんな時にやってることといえば、たいていそれは「願い」ではなく「取り引き」なんだ。

  あぁそうか。
  いつだったか、だいぶ以前に言葉にできたことを、いま思い出して、つながった。
  「欲しがる愛と、願う愛」だったか。

  強烈に欲しがる人は、その欲情に見合う何かを人と取り引きすることで、愛情ってやつを体現しているのかもしれません。
  ところがどっこい、強烈な願いでもって愛情を体現してきた者が欲しがったりしちゃー、それじゃーなにも体現できんのです。
  きっと。

  　

  立ち返れるだろうか。

  とりあえず、もういっちょ自分を捨てんといかんような気がしてきた。