その日暮らしと日進月歩/2011-07-11 のソース

※※このサイトは2012年頃より更新を停止しています。※※
**考え事のかけら
-''ケータイ履歴のなぞり方''
~友達がこう綴っていた。
>半年こっちから行動起こさなかったけど誰からも電話やメールなし。
忘れさられる人間なら生きていても死んでても同じだ。
<
琴線に触れたので、久々に言葉を紡いでみたい気になった。
~
~色々と手を広げてみたことがあった。
いつごろからか手に余るようになった。
自分の心を蝕むことになるぐらいならと、手を引いてきた。
近しい間柄だった人々ともだいぶ遠ざかった。
~そうした毎日を過ごしていると
電話やメールの履歴は
「いま自分の暮らしが、どこにどんな人達とあるのか」
それだけを示すようになった。
~
~話すことが自然に湧くから、暮らしが近くにあるのだと知る。
話すことが自然に湧かないなら、暮らしは遠いのだと気付く。
自然に話題の湧く時が、暮らしが近づくときだから
わざわざ話題をひねり出すようなことはしない。
~「いつか、何かの折には顔を見に行こう」
ただただその気持ちだけ胸の前に抱えて
今の自分の暮らしのあるところで、明日をつなぐ。
~
~自分が忘れずにいる誰かに「明日会いに行こう」と
そう思える日を探して毎日をつないでいると
ケータイ履歴には、自分の訪ねた足跡が残っていくことでしょう。
~

#pcomment(reply)
トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS