PC/NETのetcetra/2005-09-07
Last-modified: 2005-09-19 (月) 06:01:43 (6788d)
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仕事場からちょいとメモ残し †
- ファイルシステム
仕事場にて、誰かのコールの中で「ext3ですか」と言ってるのが聞こえた。
linuxとか扱ってるとなんのことかピンと来るけど、その人は初めて聞いたという様子で「ソフト製品名でしょうか?」なんて言い出しそうな感じだった。
総合受け付けとは言えテクニカルの窓口であるからにはこれぐらい知っとけよ、って話ではあるけど。
でも現場はもっと間に合わせで人を募集してるから、情報処理の基礎知識なんてなくても、「パソコンを器用に操作できて色々飲み込み早いやつ」が採用されるものである。ファイルシステムという概念自体、俺みたいなWindowsでHTMLからIT産業に入ったような人間は、Linuxでも扱わないとそもそも触れることなんてないシロモノ。
なんとなく自分がその概念をある程度わかるにいたるまでの過程を思い返してみたら、下記のようなことを書き留めておこうと思えた。これらを具体的に体験できるようなコマンドライン操作レベルまでのレクチャーとかあってもいいかもね。ファイルシステム名称 代表的使用OS、用途 ext3、ext2等 RHEL、Turbo NTFS、FAT32 Windows ufs solaris HFS、HFS+ Mac iso9660 CDのデータ
そうしてmountによって様々なファイルシステムの中身を見るっていうことが典型的でわかりやすいかも。
異なるファイルシステムで作成されたブロックファイルをmountすることで、例えばCDイメージの焼きこみする前の状態でも中身を確認することができるっていう体験をすれば、
・mountとは何か
・ファイルシステムが異なるとはどういうことか
といったことがわかるかな、と。
少なくとも俺は、そうやってファイルシステムという概念に「手で触れた」気がした。
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