Last-modified: 2010-03-16 (火) 15:07:17 (5149d)

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考え事のかけら

• たゆたう気持ち

  気のせいかもしれないけど
  心が通っているかのような感触があった

  それは苦言を飲み込むたびに色褪せて
  飲み込んだ数だけ 苦い思いが重なって
  耐えられなくなった

  それは苦言を呈するたびにひび割れて
  触れることへのためらいが膨らんで
  イヤでたまらなくなった

  このまま意識し続けたのでは
  生きた心地がしぼんでいくと
  心が危機を感じて出した答え

  心が離れたのとはちがうから
  たゆたう気持ちは遠慮がなくて
  振り払おうと もがく日々は巡る

  それでも
  気持ちを整理するためにすることは
  いつもの失恋と一緒

  生きた心地がするかどうかを確かめ続けることだけ