Last-modified: 2010-03-01 (月) 23:04:09 (5169d)

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考え事のかけら

• つくづくしんぼう

  あがいたところで活きの良いふりはできない。
  そんな状況で端緒なんて探すものではないし食い付くものでもない。

  漂うようにして過ごす時間のみっともなさに焦ることもある。
  そんな独りよがりの焦りは一人でこそ飲み込むもの。

  蒔くだけの種を持ち合わせてないこんなとき。
  暮らしにまつわる人々が蒔いてくれる種に水を遣って過ごそう。

  水遣りを自分がやりたいときだけやったのでは余計なことがあって。
  畝が水を欲しがる時間を捉えるのに自分の都合は二の次だ。

  季節を繰り返すから明日の天気をなんとなく感じとれるようになる。
  きっとしんぼうってのはそういうこと。