その日暮らしと日進月歩/2006-01-09

Last-modified: 2006-01-10 (火) 00:48:40 (6674d)
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高校サッカー決勝

  • 野洲高校初優勝
    昼間、高校サッカーの決勝戦がTVでやってた。
    やばいぐらい面白かった。
    この頃の高校サッカーの王道はフィジカル&スピードで圧倒することだったようで、昨年の覇者:鹿児島実業はもろその路線で決勝までコマを進めていた。
    それに対して滋賀県代表:野洲高校は、アイデアとテクニックとパスワークでここまで勝ち上がって来ているとのこと。

    前半最初の20分あたりまで鹿実の勢いが勝っているような感じだった。
    そうしてトータルバランスな戦い方をしてる鹿実に対して、時間がたつにつれて野洲のスタイルが発揮されてきて、テクニックに鹿実ディフェンスが的を絞りきれなくなったのか、前半の途中からは野洲のボール支配率が高かったように思う。
    そうこうしてるうちに少ないチャンスを野洲が確実にものにして先制する。
    後半、先制された鹿実は怒涛の攻めに入る。野洲ディフェンダーもよく守る。
    長い時間を経て、後半も残り10分のところで鹿実が得点し、試合の行方はわからなくなる。
    通常の高校生の試合時間よりも長い45分ハーフに加えての延長戦、動きに重さが見えてくるかと思ったら、どちらもまったく元気。
    鹿実はハードな体力づくりに裏打ちされた持久力か。
    野洲はまったく崩れない自分達の揺ぎ無いスタイルの賜物か。
    延長後半、野洲の勝ち越し得点は、「完璧」ともいえるパスワークからの、3戦連続のスーパーサブのシュートだった。

    実際に試合を最後まで見てて、かなり両者の戦いぶりの違いがゲームの面白みを引き立てていた。
    野洲の選手のドリブルの鮮やかなこと。
    パスワークの軽快なこと。
    変な言い方だけど、あれをディフェンスする側にとっては、油断してなくてもやられてしまうような、それこそ鮮やかなプレーがたくさん。
    ナレーターも「歩くようにボールを回しています」ってゆってて、野洲の選手はあの鹿実に最後まで体力負けしてなかったのが凄かった。自分達のスタイルで90分+延長20分を完全に戦いきった感じの印象。
    この試合、ほんとーに観てよかった。

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