その日暮らしと日進月歩/2005-01-28
夜勤明け †
- やたら歩き回ってみたり。
今所属してる派遣会社は日払い週払い制度で。
この日は夜18:00〜朝11:00夜勤だったんだけど、その足で給料の受け取りに行こうとすると昼3:00まで暇ヒマ(その時間からしか支払いしてもらえない)。
というわけで、11:00に勤務が終わって給料受け取りの時間まで、街をほっつき歩いてみることにした。今の仕事場は東京タワーの麓なんだけど。
給料の受け取りには渋谷まで行く必要があって。いつもなら電車で行くところを、今回はあえて歩いていってみるか、なんて酔狂を思い立ち。
当初考えていたルートは、いつも電車の乗り降りをする神谷町駅から四谷を通って新宿まで行きそっから渋谷へ、って感じ。で、神谷町駅から北上していくと、国税庁やら法務省やらと、たいそうな建物がヒョイヒョイ見えてくるじゃないですか。
なに、今俺日本の政治の中枢地帯をほっつき歩いてんの？捕まるんじゃね？なーんてアホなことを考えてニヤついたりして。
そうこうするうちに道路標識に「桜田門」とか見えてきて皇居の外堀にいたる。
おぉっ これがあの「桜田門外の変」の桜田門かっ とか考えたらまたニヤついて(笑というわけで寄り道してみる。
皇居の景色ってあれだね、日本の風情ってやつだね。
桜田門をくぐって皇居外苑をほっつき歩く。
めっちゃ広い。超贅沢に土地使ってやがる。
なんてーの、そこにいると、都会の喧騒がすんげー遠くに感じるのさ。
あー、これがプリンス/プリンセスの暮らしの一端か、なーんて思ったり。で、なんてーの、どっからどう見ても観光客って感じの日本のおじちゃんおばちゃんをいっぱい見るの。
そしてたぶん俺もはたから見たら同じ(笑
皇居の外堀をほっつき歩いてると、走ってる人と大勢すれ違う。あの広さは確かに走るコースとしちゃいい感じ。いやー、自分で観光に行くことのない俺なので、今回はいい機会だった。
「日本の風情」を代表する空間を眺めることができた気がする。
たまにゃほっつき歩いてみるもんだね。そして皇居周辺を離れて四谷方面へ。
四谷いいね（・∀・）
なにがいいって、安く食べれるお店から上等そうなお店まで、食べる店がたくさん軒を並べてるところが。
いやねぇ、天王洲アイルやら神谷町なんてとこに仕事場があると、周囲に手軽に食べれるところがなーんか少なくてね。
街にたいして感じる印象ってのは、なんかこう、感じ悪かったのさ。
でも四谷の街は、食べる選択肢がたくさんあるように感じて、なんかいい感じーだった。
俺みたいな安くしか済ませられない人間にも選択肢が与えられてる気がして(笑新宿を経由して渋谷に向かったわけだけど。
その途中、明治神宮の代々木の森っていうのか？を通った。
こんな大都会のど真ん中に、森林の空気を吸える場所があるとはびっくりだった。
またニヤけちったよ(笑
建物の周りを囲う柵のありようとか、ここでも日本の風情というやつが漂っていた。教科書や修学旅行みたいなあつらえられた機会の中でしか触れることのなかった「日本の風情」たち。
暮らしの中で何気なく触れてみて、初めて新鮮に感じられた気がするねぇ。
